科研

〜 科研というバックボーンを活かして 〜

科研製薬は決して大きな規模の製薬会社ではありませんが、特定の領域の医薬品で高いシェアと強い市場競争力を持っています。 また、それら領域での新製品開発も積極的に推進し、さらに競争力を高めていくことを目指しています。 そうした中で、女性、若手社員の活躍やキャリア形成を、企業活動の根幹を支えるテーマとして掲げ、全社でその活躍を支援しています。 このコーナーでは、女性や若手社員の働き方やキャリア形成について、社員が仕事を通じて実感していることを紹介します。

EPISODE 1女性の活躍支援

本人のやる気次第で仕事を任せてくれ、
ライフイベントによる働き方の変化も尊重してくれる

私は研究職で入社し、2年半薬理部で抗真菌剤の研究に携わった後、臨床開発部で約4年間モニターを経験し、産前産後休暇・育児休業を経て現職に至っています。このように、複数の業務に携われたことは、自分にとってとてもプラスだったと考えています。というのも、モニターの経験は、実際の臨床現場からの要望や治験段階から承認申請までにはどれほどクリアしなくてはならない課題があるかなど、研究所勤務のときにはみえなかったものをたくさん肌で感じることができたからです。現在のメディカルライティングの業務には、モニターで得た経験はもちろんのこと、研究所で得た非臨床の知識が生かされることもたくさんあります。

また、弊社の臨床開発部は、モニタリング業務だけでなく、治験実施計画書の立案や承認までの治験の長期計画の作成、治験総括報告書、承認申請資料の作成や規制当局による調査の対応など、多岐にわたっています。このように仕事の幅は広く、さまざまな知識も必要とされることから大変さもありますが、新薬開発の最終段階をすべて経験できるという魅力があります。私はこれに加えて、非臨床段階も経験できましたが、このように多種多様な仕事を経験できるというのは、大手企業にはない魅力だと感じています。

このように科研製薬では、男女に関係なく本人のやる気次第で仕事を任せてもらえますし、結婚・出産などで働き方が変わっても、本人の意思を尊重して受け入れてくれるので、働きやすい職場だと思っています。

ポートレイト

E.Yamakawa

臨床開発部 メディカルライティングチーム
2001年入社
理学研究科生物科学専攻修了

EPISODE 2若手から海外研修を体験

海外研修を後押してくれる環境のおかげで
入社4年目から6回の海外研修を経験し、視野を広げる

科研製薬の営業部門では、ハワイ研修と欧州研修の2つがあります。入社4年目に初めてハワイ研修に参加できたときは嬉しかったです。すでに何回か参加している同期がいたので、少し遅れましたが、念願かなって本当に良かったと思いました。その後、ハワイに3回、欧州に2回の海外研修を体験しました。

2012年の欧州研修では、世界最古の薬局であるイタリアの「サンタ・マリア・ノヴェッラ」を訪問しました。薬局の始まりの場所を訪れることができ、医療用医薬品を取り扱うMRである私にとって、とても価値のある経験ができました。

また、2015年の欧州研修では、フランスの大病院を訪問して講義を聞く機会がありました。フランスは医療行為が分業されていて、最初にかかりつけ医に症状を診てもらってから、他の病院の各科に紹介されるシステムです。一見、日本と似ているようですが、病院に行っても、診察や検査を受ける場所・日程はバラバラで、日本のように1ヶ所の病院で診察・検査・投薬等が完結するのとは異なるようでした。日本との医療事情の違いや、日本の医療が進んでいる点・遅れている点なども知ることができ、医療全体を改めて勉強することができたのは、非常に意義のあることだったと思います。

現在は、この海外研修での経験をモチベーションにして、日々の仕事に取り組むことができています。同時に「憧れの先輩方に追いつきたい」という強い気持ちと、上司や先輩・後輩に刺激を受け、色々な方に後押しをしてもらえる温かい環境が、仕事の支えになっているとも感じています。

ポートレイト

T.Terui

名古屋支店 名古屋第一営業所
2004年入社
理工学部工業化学科卒業

EPISODE 3広がるキャリア

MR、営業所長を経験し、学術センター長へ
その時々の仕事に全力で取り組むことが、
成長につながる

私は、MR、福井、大分、津の営業所長、支店学術部とさまざまな部署を経験してきました。転勤を重ねる中で沢山の人に出会い、多くの影響を受けましたし、その中で、新しい仕事も沢山経験することができました。それらが自分の成長につながっていると実感しています。

営業所長を3ヶ所経験した後に、名古屋支店の学術部長に異動した時が、私にとっての大きな転機でした。営業所長から学術部長への異動は自分でも驚きました。

MRとして三重大学を担当していた当時、私は指導者にも恵まれ、セプラフィルムで全国トップクラスの成果を出すことができました。そして、セプラフィルムのプロモーターとして、営業活動への取り組み方を本社でプレゼンしたことがありました。当社にとって、セプラフィルムの発売は医療機器をはじめて扱うことでもあったので、医療機器卸とのチャンネルを切り拓くことや、術場立会いが最大のプロモーションにつながることなどを発表しました。その活動指針は現在にも受け継がれています。当時の活動や会議での発表がきっかけで、支店学術部長への異動につながったと後から聞きました。

実際、現在の大阪学術センター長としての若手MRへのアドバイスやドクターとの関係づくりに、MR時代や所長時代の経験が活かされています。だからこそ、さまざまな業務を経験することには価値がありますし、その時その時の仕事に全力で取り組むことが大切だと思っています。

ポートレイト

R.Takahashi

大阪学術センター センター長
1994年入社
文学部フランス文学科卒業