入社理由
大学院で学んでいたのは、植物病理学。病気に強いイネ科の植物をつくるための研究をしていました。きっかけは、小学校の頃に通っていた塾の先生から、「これからは食糧問題が重要」と聞いたこと。自給自足などの言葉が、ずっと頭に残っていたのです。今後、食糧問題が今以上に懸念されることを考えると、農薬は必要だとしても、安全な農薬をつくりたい。そうした想いから、就職先は農薬メーカーを志望していました。色々な企業を見る中で農薬事業を展開する科研製薬に出会い、その製品である「ポリオキシン」は微生物の代謝物で環境にやさしく、安全な農薬だと知りました。私の理想に近い製品をつくっている会社であれば、自身の想いを実現できると思い、入社。また、農薬について幅広い業務にかかわれることも魅力でした。