科研製薬ならではの
強みを活かし、
さらなる
価値創造を目指して
変化を加速させます。
2022年度は、「長期経営計画2031」の初年度として、希少疾病治療に対する後期開発品2品を導入し、開発パイプラインの拡充を進めました。さらに、2023年8月には壊死組織除去剤「ネキソブリッド」を発売し、これまで国内にはなかった新たな治療選択肢を提供しました。今後も2031年ビジョンの実現に向け、3つのTransformationを着実に進めてまいります。
ビジョン実現に向けて、経営基盤の核となるのは人的資本です。当社は「社員のよろこび」を経営理念の1つに掲げ、従業員一人ひとりがやりがいを持って、安心して働ける就労環境の整備をすすめています。また、能力開発およびリスキリングの機会を提供し、プロフェッショナルとして常に新たな挑戦をする人材を育成、その人材が融合し、ワンチームとなって協働する組織を構築していきます。
また、急激に変化する外部環境の中で、サステナビリティ経営の推進を図るために、サステナビリティ委員会を設置しました。より長期の時間軸を見据えた経営を推進し、科研製薬ならではの価値を創出し、社会に提供することで、持続的に企業価値を向上させてまいります。
引き続き、株主の皆様をはじめ、すべてのステークホルダーの信頼と期待に応えるべく努力してまいります。今後とも皆様の変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年11月
代表取締役社長
