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サステナブル調達方針

科研製薬グループは、経営理念として「患者さんのよろこび」「社会のよろこび」「社員のよろこび」を掲げ、多くの笑顔の創出を目指しております。経営理念を追求し社会の持続的な発展に貢献するため、科研製薬グループは「サステナブル調達方針」に則り、法令を遵守して環境や人権に配慮した調達をサプライチェーン全体で推進します。

適用範囲

本方針は、科研製薬グループの全ての役員及び従業員に適用されます。また、責任あるサプライチェーンを構築するため、科研製薬グループの取引先の皆様に対し、本方針への理解と取り組みを期待すると共に、必要に応じて対話を実施します。

1.法令遵守

科研製薬グループは、事業活動において各国の法令・規則を遵守し、高い倫理観を持って社会規範に則った取引を実施します。

2.公平・公正な取引

科研製薬グループは、取引先の選定に際して、品質・安全性・技術力・価格・納期・安定供給・経営基盤に加え、法令遵守・人権尊重・環境保全・リスクマネジメントなどの状況を考慮し、公平・公正な取引を実施します。

3.パートナーシップ

科研製薬グループは、取引先の皆様を重要なビジネス・パートナーとして尊重し、相互理解による信頼関係を構築して、取引先の皆様と共に社会の持続的な発展に貢献します。

4.情報管理

科研製薬グループは、取引を通じて得た情報を適正に管理します。

5.地球環境の保全・維持向上

科研製薬グループは、持続可能で豊かな社会の実現に貢献するため、気候変動等の環境問題解決に向けた温室効果ガス排出量削減及び省エネルギー、水資源の効率的な使用、汚染等の環境問題に配慮した排水の適正管理、資源の有効利用による廃棄物の削減、生物多様性の保全への配慮などに取り組みます。
科研製薬グループは、調達活動において「環境基本方針」に則った取引を実施すると共に、取引先の皆様に対し、科研製薬グループ「環境基本方針」への理解と地球環境の保全・維持向上の取り組みを期待し、相互に発展することを目指します。

  • 5.1 温室効果ガスの排出量削減・省エネルギー

    • 継続的に温室効果ガスの排出量削減及び省エネルギー活動に取り組みます。

  • 5.2 水資源の効率的な使用

    • 事業活動での取水量と排水量を管理し、節水を行うことで、限りある水資源を有効に活用します。

  • 5.3 排水の適正管理

    • 排水は、事業所がある地方都市の基準などを遵守し、また必要に応じて基準よりも厳しい自主規制基準を設定し、適正に管理します。

  • 5.4 資源の有効利用による廃棄物の削減

    • 循環型社会の構築のために、法規制を遵守し、資源の有効利用により最終処分をする廃棄物をできるだけ少なくするために4R活動（Refuse、Reduce、Reuse、Recycle）を推進します。

  • 5.5 生物多様性への配慮

    • 企業活動において、自然資本に与える影響をふまえ、生物多様性の保全に配慮するよう努めます。

環境基本方針

6.人権尊重

科研製薬グループは、企業活動において人権尊重責任を果たすため、人権に関する全ての法令を遵守し、従業員の人権、人格、個性を尊重し、ハラスメントや差別の禁止、適切な労働時間の管理、最低賃金の確保、労働安全衛生、結社の自由と団体交渉権の尊重、強制労働・児童労働の禁止などを通じて、働きがいのある職場環境を提供します。事業所及び工場のある地域においては、近隣住民の人権を尊重します。また、企業活動を行う国・地域における法令が国際的に認められた人権と一致しない場合は、国際的な人権原則を最大限に尊重する方法を追求します。
科研製薬グループは、調達活動において「人権方針」に則った取引を実施すると共に、取引先の皆様に対し、科研製薬グループ「人権方針」への理解と人権尊重の取り組みを期待し、相互に発展することを目指します。

  • 6.1 差別や不当な取扱いの禁止

    • 従業員の人権、人格、個性を尊重し、人種・宗教・性別・年齢・性的指向・障害・国籍などによる差別やハラスメントを禁止します。

  • 6.2 適切な労働時間の管理

    • 法定労働時間を遵守し、従業員の労働時間を適切に管理します。

  • 6.3 最低賃金の確保

    • 最低賃金、時間外労働時間手当などに関する労働関連法令を遵守し、従業員への賃金の支払いを行います。

  • 6.4 結社の自由と団体交渉権の尊重

    • 労働環境の改善・労働条件の向上を目的に、従業員の結社の自由、労働組合への加入や団体交渉権を尊重します。

  • 6.5 強制労働・児童労働の禁止

    • 強制労働や奴隷労働および法令で定める就業年齢に達しない児童を雇用することを禁止します。

人権方針

7.安全衛生

科研製薬グループは、適用されるすべての安全衛生法令、規制、基準を遵守し、職場において、労働災害や労働者の健康障害を防止します。

8.動物福祉

科研製薬グループは、動物の飼育及び動物実験を行う際、動物福祉に関する各国の法令を遵守します。動物の飼育においては、飼育環境及び動物の健康管理に配慮します。また、動物実験においては、動物を用いない代替試験法の活用、使用動物数の削減、苦痛の軽減に配慮します。
科研製薬グループは、調達活動において動物福祉に配慮した取引を実施すると共に、動物の飼育及び動物実験を行う取引先の皆様に対し、動物福祉への理解と取り組みを期待します。

動物実験における倫理的配慮

2023年12月22日 科研製薬株式会社 取締役会にて「サステナブル調達方針」制定を決議

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