長期2031 ビジョンと戦略
科研製薬は、従来中期経営計画を策定していましたが、製薬業界の環境変化に対応できる経営戦略を推進するため、2022年より新たに長期経営計画を掲げます。
製薬業界を取り巻く環境は、医療財政のひっ迫や医薬品の開発難易度・コストの上昇、安定供給問題など、これまで以上に大きく変化しています。外部環境の変化が大きい昨今だからこそ、患者さんに新たな治療の選択肢を提供できる科研製薬の強みをさらに長期的かつグローバルに発揮するため、2031年に向けたビジョンと戦略を推進します。
VISION
VISION
- 1.画期的新薬の迅速な創出・提供により
健康寿命延伸に貢献し続ける企業 - 2.皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業
VISIONの実現に向けた戦略
“3Xs” ~3つのTransformation~
1st X
研究開発
Transformation
- 1.自社研究基盤の活用
- 2.新規診療領域への展開
- 3.新たなモダリティへの挑戦
- 4.研究開発への積極的投資
2nd X
海外展開
Transformation
- 1.自社創薬と製品・開発品の導入による海外展開品の充実
- 2.海外自社展開(開発・販売)による製品の価値最大化
3rd X
経営基盤
Transformation
- 1.プロフェッショナルとして変革を追求し続ける人材の育成及び就業環境整備
- 2.データとデジタル技術を活用して変革し続ける企業風土の醸成
- 3.患者さんファーストのための製品価値最大化及び高品質な医薬品の安定的生産体制の構築
※各年の進捗は、決算説明会資料をご覧ください。
長期経営計画の一部見直し(2025年4月)
直近の進捗および外部環境の変化を踏まえ、2031年度までの目標について一部見直しおよび追加を行いました。
「長期経営計画2031」ー現状分析ー
長期経営計画2031の検討・策定から3年が経過するなか、さまざまに変化した当社内外の事業環境に対応
事業環境の変化*
- 導入件数及びパイプライン数の増加
- 導出案件の早期実現
- 海外展開の進展
- クレナフィンパテントクリフ対策の遅れ
- 「選定療養」制度による長期収載品への影響
- 研究開発費用の高騰
- 導入・M&A市場の競争激化
「長期経営計画2031」ー見直しの基本的な考え方ー
- 企業価値向上には、画期的、革新的新薬の継続的な上市が不可欠であり、戦略投資金額を増額
- 業績やキャッシュフローの不確実性及びボラティリティの高まりを見据えつつ財務規律を維持
- 重要なステークホルダーである株主・投資家への株主還元を強化
施策の追加および変更点
3Xsの更なる推進に向け、追加施策及び目標を変更
| 項目 | 当初目標 | 追加および変更点 |
|---|---|---|
| 1st X |
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変更
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| 2nd X |
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追加
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| 3rd X |
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追加・具体化
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*CRM (Customer Relationship Management):顧客との関係性を管理し、最適な情報提供を行う取り組み
戦略投資金額の見直し
「長期経営計画2031」を開始し、3年間で約720億円と着実に投資を実行
戦略投資金額を見直し、当初計画より600億円増やし、2031年度までに2,600億円以上を投じる
株主還元方針の見直し
特別配当を実施した2024年度の配当金額(190円)を下限としつつ
業績拡大局面も見据え配当性向30%以上、総還元性向50%以上※とする
※IFRSを導入予定のため、「親会社株主に帰属する当期純利益から戦略投資にかかる一時金等の影響を除いて算出」は行わない
その他
会計基準をIFRSへ早期に移行を検討
※各年の進捗は、決算説明会資料をご覧ください。

















