事業開発

当社の持続的成長に寄与する新たなライセンス品の導入、自社創薬品等の導出を目指すとともに、既存提携先との関係を強化しています。

世界中の患者さんに爪白癬治療剤「クレナフィン」をお届けするべく、欧米や近隣諸国のパートナーとの提携を進めており、その輪は確実に広がっています。引き続き新しいパートナーとの提携を模索するとともに、既存パートナーとの関係強化を図り、「クレナフィン」の価値最大化に尽力します。「クレナフィン」の成功は当社の認知度、皮膚科でのプレゼンスを大いに高めました。この実績の波及効果か、国内外企業から提携の打診が増えています。この好機を活かし、当社の持続的成長に貢献できるライセンス品導出入を進めます。

ライセンス品導入では、創薬の可能性を広げるため、これまで低分子薬が中心であった導入機会の探索範囲を低分子薬以外のモダリティにも拡大し、提携機会を探索しています。また、皮膚科・整形外科から派生する疾患領域にも広く目を向けるとともに、日本だけでなく海外の患者さんへもお届けできるライセンス品の導入を目指し評価を進めています。

ライセンス品導出では、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」のアジア主要国への導出活動を開始し、2023年に韓国へ初めての導出を行いました。また、各国の製薬企業から興味の打診を多数受けており、今後アジア主要国の患者さんに「エクロック」をお届けするため、新たな市場への導出活動を進めていきます。「クレナフィン」に続く海外戦略品として、当社の成長に貢献する製品に育成するため努力しています。また、自社開発品である褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「フィブラスト」や歯周組織再生剤「リグロス」の海外展開にも注力しています。

長期経営計画2031

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