製品名 | シンウチEW |
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登録番号 | 第22742号 |
有効成分 | ブタクロール 12.0% ペントキサゾン 4.0% |
性状 | 類白色乳濁液体 |
有効年限 | 5年 |
包装規格 | 500ml×20本、2L×6本 |
製品安全データシート(SDS) 製品チラシ |
特長
- 植代時(田植前7日まで)または移植後の使用で、ノビエをはじめとする一年生雑草およびマツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリ、クログワイ等の幅広い雑草の初期発生を抑えます。
- 近年増加しているスルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性雑草に対しても高い効果を示します。
- EW製剤なので、臭いが少なく、使いやすい製剤です。
- 経済的な初期剤です。
※代かきから田植までの期間をあける場合は移植前7日までに、あけない場合は移植後にイネになるべくかからないように散布してください。
適用雑草と使用方法
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 |
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移植水稲 | 水田一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ヘラオモダカ ミズガヤツリ クログワイ コウキヤガラ |
植代時 (移植7日前まで) |
500ml/10a | 1回 | 植代時に原液のまま散布し混和する |
植代後~移植前7日または移植直後~ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで |
原液湛水散布 | ||||
移植時 | 田植同時散布機で施用 | ||||
直播水稲 | 水田一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ミズガヤツリ |
湛水直播の代かき時(は種7日前まで) | 300ml/10a | 代かき時に原液のまま散布し混和する | |
湛水直播の代かき後~は種前7日 | 原液湛水散布 |
ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数 | ブタクロールを含む農薬の総使用回数 |
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2回以内 | 2回以内 |
使用上の注意
- 使用の直前に容器をよく振る。
- 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの1葉期までに時期を失しないように散布する。
なお、多年生雑草は、生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するように注意する。
クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組合せで使用する。- ホタルイ、ミズガヤツリ ……………………………… 発生始期まで
- ヘラオモダカ、クログワイ、コウキヤガラ ………… 発生前
- 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除く。また、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行う。
- 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水面全面にゆきわたるように散布し、少なくとも4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないよう注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
- 苗に付着すると軽微な薬害を生じることがあるので、本剤を移植後に散布する場合は水稲になるべくかからないようにする。
- 梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下するおそれがあるので使用はさける。
- 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので水管理に注意する。
- 散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温では、初期生育の抑制が生じるおそれがあるので使用しない。
- 以下の水田では初期生育の抑制を生じるおそれがあるので使用をさける。
- 砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
- 軟弱徒長苗を移植した水田
- 極端な浅植や深植をした水田
- 直播水稲に使用する場合は、出芽時に湛水条件になると薬害が生じるので、水管理に注意する。
- れんこん、くわい、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意事項
人畜に対する注意事項
- 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意する。眼に入った場合は直ちに十分に水洗する。
- 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないように注意する。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落とす。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
- かぶれやすい人は取扱いに十分注意。
魚毒性等
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので河川、養殖池等に飛散、流入しないように注意して使用する。
- 散布後は水管理に注意する。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
貯蔵上の注意事項
- 保管 … 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。