シアゲMF 1キロ粒剤

製品名 シアゲMF1キロ粒剤
登録番号 第24149号
有効成分 ピリミスルファン 0.60%
メタミホップ 0.90%
MCPB 2.4%
性状 類白色細粒
有効年限 3年
包装規格 1kg×12袋
製品安全データシート(SDS)
製品チラシ

特長

  • ピリミスルファンとホルモン系のMCPBの配合により、育成した幅広い雑草に高い効果をしめします。
  • メタミホップにより4.5葉期までのノビエをすみやかに枯殺し早い仕上がりが得られます。
  • ユニークな3種混合の中・後期除草剤で、散布時に落水の必要はありません。
  • 直幡水稲の使用や、無人航空機による散布が可能です。

適用病害虫と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 一年生
及び
多年生雑草
移植後20日~ノビエ4.5葉期
但し、収穫60日前まで
1kg/10a 2回 湛水散布又は 無人航空機による散布
直播水稲 一年生雑草
及び
マツバイ
ホタルイ
ミズガヤツリ
ウリカワ
ヒルムシロセリ
稲3.5葉期~ノビエ4.5葉期
但し、収穫60日前まで
ピリミスルファンを含む農薬の総使用回数 メタミホップを含む農薬の総使用回数 MCPBを含む農薬の総使用回数
2回以内 3回以内 2回以内

使用上の注意事項

効果・薬害の注意

  • 本剤はノビエの4.5葉期まで有効なので、時期を失しないように散布する。なお、多年生雑草は、生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意する。
  • ホタルイ…………………………………………………花茎20cmまで
  • ヘラオモダカ、ミズガヤツリ、ウリカワ……………4葉期まで
  • オモダカ…………………………………………………矢じり葉4葉期まで
  • クログワイ、コウキヤガラ、シズイ…………………草丈30cmまで
  • ヒルムシロ………………………………………………発生盛期まで
  • セリ………………………………………………………増殖期まで
  • キシュウスズメノヒエ…………………………………再生茎5葉期まで
  • エゾノサヤヌカグサ……………………………………4葉期まで
  • アゼガヤ(一年生雑草)………………………………草丈20cmまで
  • オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイ防除は必要に応じて有効な前処理剤との組み合わせで使用する。
  • キシュウスズメノヒエ防除は展開葉が水面に接する条件で使用する。
  • 田植前後に使用する土壌処理除草剤との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布する。
  • 本剤はホルモン作用を持つ除草剤で処理後低温が続く場合には、稲苗の生育抑制などをおこすおそれがあるので、処理後数日間の平均気温が15~16℃以下になると予想される場合には使用をさける。
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の3.5葉期以降に使用する。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守る。
    • 1)散布は使用機種の使用基準に従って実施する。
    • 2)散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用する。
    • 3)事前に薬剤の物理性に合わせて散布装置のメタリング開度を調整する。
    • 4)散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布する。
    • 5)水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意する。
  • 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除く。また、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行う。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を田面に均一に散布し、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないように注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
  • 以下の水田では薬害を生じるおそれがあるので使用をさける。
    • 1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
    • 2)軟弱徒長苗を移植した水田
    • 3)極端な浅植や深植をした水田
  • 強風時の散布はさける。
  • いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しない。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意事項

人畜に対する注意事項

  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。

貯蔵上の注意事項

  • 保管 … 密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な所。
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