トドメMF乳剤

製品名 トドメMF乳剤
登録番号 第23959号
有効成分 メタミホップ 4.9%
性状 淡黄赤色澄明可乳化油状液体
有効年限 4年
包装規格 200ml×30本、1L×10本
製品安全データシート(SDS)
製品チラシ
技術資料

特長

  • 高葉令のノビエに卓効を示すメタミホップを配合し、効果の発現が早く枯上がりに優れます。
  • 2週間程度の土壌処理効果(残効性)を示します。
  • 展着剤が不要で耐雨性に優れます。
  • 水稲に対し高い安全性を示します。
  • 直播水稲でも使用できます。

適用雑草と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 メタミホップを含む農薬の総使用回数
薬量 希釈水量
移植水稲 ノビエ
キシュウスズメノヒエ
アゼガヤ
移植後14日~ノビエ7葉期まで
但し、収穫50日前まで
200ml/10a 25~100L/10a 2回以内 湛水散布又は落水散布 3回以内
直播水稲 ノビエ
オオクサキビ
は種後10日~ノビエ6葉期まで
但し、収穫50日前まで
雑草茎葉散布又は全面散布

使用上の注意事項

効果・薬害の注意

  • 使用の直前に容器をよく振る。
  • 本剤はノビエの7葉期まで(ただし、直播水稲は6葉期まで)有効なので、時期を失しないように散布する。なお、多年生雑草は、生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意する。本田内に再生するキシュウスズメノヒエは再生茎6葉期まで、アゼガヤ(一年生雑草)は草丈60cmまで、オオクサキビ(一年生雑草)は5葉期までが本剤の散布適期である。
  • 散布液は所定の濃度に調整し、使いきる。
  • 広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使用する。
  • 雑草茎葉にかかるよう散布する。
  • 散布する際はまきむらのないように均一に散布する。
  • 湛水条件で散布する場合は、水の出入りを止めて湛水のまま均一に雑草茎葉散布又は全面散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるためは種後10日以降に使用する。
  • 以下の水田では初期生育の抑制を生じるおそれがあるので使用をさける。
    • 1) 砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
    • 2) 軟弱徒長苗を移植した水田
    • 3) 極端な浅植や深植をした水田
  • 周辺作物(特にイネ科作物)に対して、薬害を生じるおそれがあるので、飛散しないように注意して散布する。また、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないようにする。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意事項

人畜に対する注意事項

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものと分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。

魚毒性等

  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。

貯蔵上の注意事項

  • 危険物第四類第三石油類に属するので火気には十分注意する。
  • 保管 … 密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な所。
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