クリアホープ フロアブル

製品名 クリアホープフロアブル
登録番号 第22655号
有効成分 ペントキサゾン 4.0%
ACN 18.0%
性状 黄赤色水和性粘稠懸濁液体
有効年限 4年
包装規格 500ml×20本
製品安全データシート(SDS)
製品チラシ

特長

  • 移植前・後の使用で、ノビエ、コナギ、アゼナ類、マツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワ、ヘラオモダカ、藻類・表層はく離等、各種水田雑草の初期発生を抑えることができます。
  • 藻類・表層はく離に卓効を示すとともに、極めて速効的に藻類を褐変・枯殺します。
  • ACNを含有する初めてのフロアブル剤で、水中拡散性に優れます。
  • コナギ、アゼナ類、ホタルイ等のSU抵抗性雑草に高い効果を示します。

適用雑草と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 水田一年生雑草
及び
マツバイ
ホタルイ
ヘラオモダカ
ミズガヤツリ
アオミドロ・藻類による
表層はく離
移植時 500ml/10a 1回 田植同時散布機で施用
植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期
ただし、移植後30日まで
原液湛水散布又は水口施用
ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数 ACNを含む農薬の総使用回数
2回以内 3回以内

使用上の注意事項

効果・薬害の注意

  • 使用の直前に容器をよく振る。
  • 本剤は雑草の発生前から生育始期に有効なので、ノビエの1葉期までに時期を失しないように散布する。
    なお、多年生雑草は、生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意する。
    • ホタルイ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリ …………… 発生始期
    • アオミドロ・藻類による表層はく離 ………………… 発生始期
  • 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除く。また、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行う。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を田面に均一に散布し、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないように注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
  • 梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下するおそれがあるので使用はさける。
  • 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので水管理に注意する。
  • 散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温では、初期生育の抑制が生ずるおそれがあるので使用しない。
  • 以下の水田では初期生育の抑制を生じるおそれがあるので使用をさける。
    1. 砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
    2. 軟弱徒長苗を移植した水田
    3. 極端な浅植や深植をした水田
  • れんこん、くわい、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意事項

人畜に対する注意事項

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい人は取扱いに十分注意する。

魚毒性等

  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。
  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないように注意して使用する。
  • 散布後は水管理に注意する。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。

貯蔵上の注意事項

  • 保管 … 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。
PAGE TOP